一度沸騰させたお湯を再沸騰させ、赤ちゃんのミルクに使うことについて解説します。
目次
ミルク用のお湯を再沸騰させる場合の注意点
一度冷めたお湯は再利用しない
一度沸騰させた水道水は、雑菌を消毒するために入っている塩素(カルキ)が蒸発している可能性があるため、温度が下がるごとに雑菌が繁殖しやすくなります。
ですから、一度冷めたお湯はミルクに使わないようにしましょう。
厚生労働省のホームページでも、調乳に使うお湯の条件として以下を推奨しています。
- 沸騰させたお湯を70℃以上に保つ
- 沸かしてから30分以上は放置しない

湯冷ましを作る場合は、沸騰させたお湯を密封できる容器に入れ、粗熱が取れてから冷蔵庫で冷やしましょう。
ポットで保温していたお湯は再沸騰してから使う
ポットで保温していると高温状態なので再沸騰させなくても安全という考え方もありますが、ポット内も無菌ではないため、厳密にいうとポットのお湯も条件によっては腐ります。
「大丈夫かな?」と心配するくらいなら、調乳のたびに再沸騰させるほうが安心です。
ケトルに残ったお湯の再沸騰はダメ
ケトルは保温できないものが多く、密閉されていないタイプがほとんどなので、沸騰させたお湯を保存するには向いていません。
ですから、ケトルに残ったお湯は再沸騰させず捨てましょう。
ミルクに使うお湯の沸騰は何分必要か
粉ミルクを溶かすためのお湯は、蓋を外したやかんや鍋に入れた水道水を10分以上沸騰させるのが基本です。
水道水を沸騰させないとダメな理由
水道水を沸騰させる理由は、残留塩素(カルキ)やトリハロメタンなどの不純物を除去するためです。
日本の水道水は厳密に管理されているので、大人が飲む分には危険はありません。
ただし、大人には問題のない量の塩素やトリハロメタンでも、身体が未発達の赤ちゃんには負担となるため、ミルクに使う水は沸騰させ不純物を取り除くことが推奨されています。
沸騰してない水道水を赤ちゃんが飲んだ時の危険性
水道水内に含まれている塩素(カルキ)には消化を促す働きがあるため、赤ちゃんによってはお腹を壊して下痢をしてしまう可能性があります。
また、トリハロメタンは発がん性があるといわれているため、抵抗力の低い赤ちゃんにはできるだけ避けたい物質です。
水道水を赤ちゃんに飲ませるのが心配な人へ
赤ちゃんにミルクをあげるたびにお湯の安全性が気になってしまう人には、赤ちゃんにも安心なお水が届くカラダノートウォーターなどのウォーターサーバーが向いています。
赤ちゃんに水道水を安心してあげられる状態にするには、10分以上沸騰させ塩素とトリハロメタンを取り除く必要があります。

ミネラルウォーターは赤ちゃんの体には負担が大きいため、ミルクには不向きです。
しかも、塩素を取り除いたお湯は雑菌が繁殖しやすいので、ミルクを作るたびに沸かすのが基本。
安全なミルクを作ろうとすると手間がかかってしまいます。
ですが、ウォーターサーバーがあると、スイッチひとつで不純物が取り除かれたお湯がでてくるので、10分以上沸騰させたり、調乳のたびに再沸騰させる必要がありません。
さらに、熱いお湯だけでなく冷たい水も出てくるので、湯冷ましを作る必要もなくなり、ウォーターサーバーから出てくる水とお湯だけで調乳できます。
赤ちゃんの健康が第一ですが、できるだけ育児にかかる負担は減らしたいものです。
ウォーターサーバーを利用すると、安全面での心配から解放されるだけでなくミルク作りにかかる時間も短縮され、気持ちに余裕が持てるようになります。
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再沸騰させたお湯でミルクを作ってもOKだけど注意点もあり
沸騰させて不純物を取り除いた水道水は、雑菌が繁殖しやすくなりますが、70℃以上の温度で保温できていれば再沸騰させて赤ちゃんのミルクに使えます。
沸騰後に常温で放置して冷めてしまった水道水は、再沸騰させたとしてもミルク作りには適していません。
赤ちゃんに飲ませる水道水が安全かどうかの不安や、調乳時の沸騰が負担に感じているなら、いつでも安全なお湯や水がでるウォーターサーバーを利用することで、時間と気持ちの余裕を持てるようになります。
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