ミルクの作り置きを4時間した場合の赤ちゃんへの影響

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ミルクを作ってから4時間作り置きは、OKなのかダメなのかについてまとめます。

ミルクの作り置きを4時間キープしたいなら冷蔵庫を利用する

ミルクを4時間作り置きしたいなら、常温で放置するのではなく冷蔵庫に入れて保存しましょう。

大人でも、常温で4時間放置した牛乳を飲むのはためらいますよね。

赤ちゃんは大人と違い、抵抗力がありませんし内臓も未発達です。

お腹を壊して下痢などにならないよう、作り置きのルールを知っておきましょう。

何時間以内に飲ませるべきか。常温・冷蔵庫の保存時間

  • 常温:2時間まで
  • 冷蔵庫:24時間まで

粉ミルクの作り置きの保存時間に関しては、WHO(世界保健機関)とFAO(国連食糧農業機関)が共同で作成したガイドラインがあります。

ガイドラインには、

  • 冷蔵庫に入れない限り、作って2時間たったミルクは破棄する
  • 冷蔵庫で保管していた作り置きのミルクも、24時間を過ぎたら破棄する

上記のように記載されています

冷蔵庫の温度は、5℃以下とガイドラインに書かれています。
ドアポケットは開閉のたびに温度が変わりやすいので要注意です。

ガイドラインでは作り置きをOKとしていますが、常温も季節によっては気温がまちまちですし、冷蔵庫内の温度も一定ではないため、日本国内の粉ミルクのメーカーは、作り置きは推奨していません。

作り起きは絶対にダメではありませんが、注意が必要だということを覚えておきましょう。

飲み残したミルクは何分まで飲ませられるか

赤ちゃんが一度口をつけたミルクは、20~30分経っても飲んでくれないなら捨てましょう。

口腔内には雑菌が沢山いるため、口をつけたミルクにも雑菌が入っている可能性が高いです。

常温・冷蔵庫関係なしに、20~30分を過ぎたら捨ててください。

作り置きを飲ませて下痢をさせないための注意点

粉ミルクを調乳する時に使う哺乳瓶やスプーンなどが不衛生だと、雑菌が繁殖しやすくなり赤ちゃんがお腹を壊す可能性があります。

ガイドラインの作り置きの時間は、あくまでも清潔を保った状態で作られたミルクに対してです。

とくに離乳食が始まっていない時期の赤ちゃんは、雑菌に対する抵抗力が低いため下痢をしたりしないよう使用する器具の消毒はしっかりやりましょう。

温め直しに電子レンジは使わないこと

冷蔵庫から出した作り置きのミルクは冷たいので温め直しが必要ですが、電子レンジは「温めムラ」ができやすいので使わないようにしましょう。

ぬるすぎて赤ちゃんが飲んでくれなかったり、熱すぎて火傷をさせてしまう可能性があります。

ですから、温め直すなら湯煎が良いです。

ただし15分以上温めると、雑菌が繁殖しやすい温度で放置することになるため、お湯の変えながらすばやく温めるましょう。

再加熱したミルクはいつまで持つか

ガイドラインによると、再加熱したミルクは2時間以内に飲ませることとなっています。

つまり、2時間は大丈夫という考え方ですが、作り置きのミルクはできるだけ早く飲ませるようにしましょう。

外出時のミルクはどうする?おでかけ先での作り方

お出かけするときは、

  • 魔法瓶に入れた熱湯
  • 湯冷まし
  • 粉ミルク

を持っていき、お出かけ先で作るやり方が一般的です。

液体ミルクを利用できますが、赤ちゃんが常温に慣れていないと飲んでくれないこともあるので、家で試してからトライしてください。

粉ミルクは、ミルクケースや小分け袋になどに予め測って持っていくと楽に作れます。

キューブタイプやスティックタイプのミルクを利用すると、もっと準備が楽になりますね。

冷ますための湯冷ましは、赤ちゃん用のペットボトルに入った水を持っていくと衛生的です。

水道水を沸騰させてカルキを飛ばした湯冷ましは、消毒効果がなくなっているため雑菌が繁殖しやすいです。長時間の外出には向いていません。

夜中のミルクに作り置きがむかない理由

冷蔵庫で保存した作り置きのミルクを湯煎で温めるのは、意外と時間がかかるものです。

  • 測って小分けされた粉ミルク
  • すぐに使えるお湯
  • 湯冷まし

上記をあらかじめ準備しておけば、いちから作ったほうが時短できます。

作り置きより安全で早くミルクを作れる方法

夜中でもすばやくミルクを作りたいなら、ウォーターサーバーがあると安全かつすぐにミルクが作れます。

ミルク作りで一番時間がかかるのは、お湯を準備することです。

大人なら水道水を電気ケトルで瞬時に沸かしたお湯でも構いませんが、ケトルでは水道水内のカルキやトリハロメタンを除去できないためミルク作りに向いていません。

ペットボトルで売られているほとんどの水も、赤ちゃんの身体にはミネラル成分が多すぎるため不向きです。

ですが、ウォーターサーバーなら、赤ちゃんでもそのまま飲める不純物が取り除かれたお湯が出てくるのでミルク作りも簡単にできます。

冷たいお水も出てくるため、湯冷ましをわざわざ準備する必要もありません。

赤ちゃんのいる家庭向けにお試しできるウォーターサーバーもあるので、ミルク作りを楽にしたいけど今の暮らしに本当にウォーターサーバーが必要なのか迷っているなら検討してみましょう。

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【まとめ】作り置きはできるけど早めに飲ませよう

  • 常温:2時間まで
  • 冷蔵庫(5℃以下):24時間まで
  • 飲み残し:20~30分で破棄

ミルクの作り置きは上記が原則ですが、保存している環境の変化で雑菌が繁殖する場合もあるためできるだけ早めに飲ませましょう。

  • 粉ミルクを小分けにしておく
  • 液体ミルクを利用する
  • ウォーターサーバーで作る

など、作り置きをしないで時短で作れる工夫もできます。

赤ちゃんの健康を守りながら、できるだけ楽にミルクを作れる方法を試し、気持ちに余裕が持てる子育てを目指しましょう。

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