ミルクの奇数量の作り方。30mlや50ml飲ませたい場合の方法

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粉ミルクを30mlや50mlなど奇数×10ml作りたい場合の作り方を紹介します。

ミルクを奇数量飲ませたい時の作り方

粉ミルクに付属している計量スプーンは1さじ20ml分になっています。

ですから、30mlや50mlを作るときには40mlまたは60mlなどの偶数量で作り、10ml分は破棄するのが推奨されている作り方です。

捨てる10ml分がもったいないのですが、雑菌が繁殖する可能性があるため、残ったミルクを再利用することはやめましょう。

目分量で10ml分の粉ミルクを測る方法

推奨されていなけれど、多くの人がやっている作り方は、スプーン半量を10ml分とする方法です。

目分量となるため、できあがりのミルクが濃くなったり薄くなったりするデメリットがありますが、粉ミルクを無駄にしなくてすみます。

重さを測る方法もあり

「正しい濃さのミルクを作りたい」
「粉ミルクを無駄にしたくない」

と考える人には、予め使う粉ミルクの重さを測り別容器に準備しておく方法もおすすめです。

粉ミルクの缶には、1さじが約粉ミルク何gでできあがり量が何ml分かが明記されています。

例えば、1さじ2.6gで20ml分のミルクが作れると書かれている場合は、10mlのミルクを作るためには1.3gの粉ミルクが必要であることがわかります。

なので、30mlのミルクを作るなら、1.3g×3=3.9g、50mlのミルクは、1.3g×5=6.5gの粉ミルクで作ります。

必要量の粉ミルクを別容器に入れておいてもいいでしょうし、10ml分の1.3gを用意しておくのもいいですね。

ミルクの作り方の注意点

ミルクを正しく作るためには、粉ミルクの量だけでなく下記を守りましょう。

  • 乾いた哺乳瓶で作る
  • お湯の量を正しく測る
  • 適切な温度で作る

乾いた哺乳瓶で作る

濡れた哺乳瓶に粉ミルクを入れると、哺乳瓶に粉ミルクがくっつきうまく溶けない場合があります。

せっかく量を正しく測っても、溶けなければ薄いミルクになってしまうことも。

ですから、哺乳瓶はしっかり乾してから粉ミルクを入れてください。

お湯の量を正しく測る

お湯の量が正確でないと、粉ミルクの量を正しく測った意味がなくなります。

哺乳瓶のメモりの見方に注意

哺乳瓶によって目盛の刻み方が違いますので、自分が使っている哺乳瓶の目盛をよく見ておく必要があります。

とくに50ml以下の目盛がわかりにくい場合が多いです。

「50ml以上は10ml刻みで記してあるから、一番下の目盛は10mlなはず」と勝手に思い込んではダメ。

一番したの目盛は20mlや30mlのことがありますので、しっかりチェックしましょう。

適切な温度で作る

粉ミルクを溶かすお湯は、70度以上が推奨されています。

理由は、粉ミルクには赤ちゃんに悪影響を与えるサカザキ菌やサルモネラ菌が混入している可能性があるためです。

とくにサカザキ菌は、赤ちゃんが感染すると命の危険が伴いうこともある熱に強い菌です。

ですから、確実に死滅させるように70度以上のお湯で粉ミルクを溶かしてください。

ミルクを70度以下で作った時の危険性は下記記事でも紹介しています。

「自分は電気ケトルを使っているから安心!」と思った方は、電気ケトルを使ってミルクを作るデメリットを紹介している下記記事もよかったら参考にしてくださいね。

ミルクは状況に応じて使い分けると便利

ミルクには粉ミルクの他、固形ミルクや液体ミルクもあります。

それぞれ一長一短があるので、赤ちゃんの飲む量やどこで飲ませるかで使い分けましょう。

粉ミルクは奇数量作れるのがメリット

推奨されていない作り方ですが、付属スプーンの半量を10ml分とすることができるので、30mlや50mlといった奇数×10ml分のミルクも作れます。

固形ミルクはとにかく簡単

固形ミルクは、1個で40mlのミルクが作れます。

また、簡単に半分に割ることもできますので、60mlや100mlのような40mlの倍数でない量も作れます。

ただし、奇数量を作ることは難しいため、大目に作って残った分は破棄してください。

液体ミルクは外出時に便利

現在売られている液体ミルクは、125mlもしくは240mlです。

そのまま飲ますことができるため、外出時や災害時などミルクを作るのが難しいときにとても便利。

ただし、残ったミルクを保存することは推奨されていないので、赤ちゃんが飲む量によっては余ってしまいちょっともったいないです。

まとめ

30mlや50mlなどの奇数(×10ml)のミルクは

  • 偶数(×10ml)で作り残った分は捨てる
  • 10ml分はスプーン半量の粉ミルクを入れる
  • 作りたいミルクの量に必要な粉ミルクを重さで測っておく

といった作り方をします。

間違った作り方に気が付かず、薄いミルクや濃いミルクをずっと飲ませてしまうのは問題ですが、ちょっとくらいなら粉ミルクやお湯の量が多かったり少なかったりしても大丈夫。

ミルクを作るときは粉ミルクの量も大事ですが、どんな水でミルクを作るのか、何度のお湯で作るのかも重要です。

考えなければならないことがたくさんあるので、神経質になりすぎると頭がパンクしてしまいますから、絶対に守りたいこと以外はできる範囲内でやっていきましょう。

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