ミルク用のお湯を70度にする測り方。温度計なしでもOKな作り方

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ミルクを作る時に、温度計なしでお湯を70度にする測り方を紹介します。

ミルク用のお湯を70度にしたい場合の測り方

温度計がなくても70度のお湯を作るには、500ccの沸騰させたお湯に、250ccの水を混ぜると大体70度前後になります。

上記の作り方で使う水は、水道の蛇口をひねった時に出てくる20度くらいの常温の水を想定しています。

70度のお湯を作るのはとても簡単ですが、ミルクを作る場合、沸かしたお湯をわざわざ70度に下げる必要はありません。

むしろ、測り方を間違えて冷ましすぎてしまう方が問題です。

粉ミルクは70度以上のお湯で作らないと危険

粉ミルクの中には「サカザキ菌」「サルモネラ菌」などの雑菌が混入していることがあるので、死滅させるためにミルクを作るときは70度以上のお湯で作ることが推奨されています。

とくにサカザキ菌は熱に強いため、ぬるいお湯で作ると感染してしまう可能性があります。

サカザキ菌に感染すると敗血症や髄膜炎など、サルモネラ菌の場合は下痢などの消化器症状を引き起こす場合があります。重篤な状態になり命にかかわることもあるため、WHOでも注意が促されています。

サカザキ菌に感染した場合の症状

もしサカザキ菌に感染すると、

  • 機嫌が悪い
  • 元気がない
  • 食欲がない
  • 発熱

といった症状が出ます。

サルモネラ菌に感染すると、吐いたり下痢をすることが多いです。

もしミルクをぬるいお湯で作ってしまったら

サルモネラ菌は感染すると、早ければ数時間で発症しますが、サカザキ菌は数日の潜伏期間があります。

もし、ぬるいお湯でミルクを作ってしまった場合は、数日間は赤ちゃんの様子をよく観察し、気になる症状があるときは、医療機関に相談しましょう。

ぬるいお湯より熱湯で作るほうが安全

急いでミルクを作りたいときは、沸騰させたお湯を70度まで冷まさずに作っても問題ありません。

そもそも沸騰させたお湯は、哺乳瓶にうつす時に約10度くらい温度が下がってしまいます。

ですから70度まで冷ましてしまうと、哺乳瓶に移した時点で70度をキープできていません。

つまり70度のお湯で粉ミルクを溶かしたいなら、80度以上のお湯を注ぐのが望ましいのです。

熱いお湯で作ってもそれほど栄養素は壊れない

熱いお湯で調乳すると、「粉ミルク内の栄養素が破壊されるのでは」と心配になる人もいます。

たしかに、いくつかの熱に弱いビタミンの働きは弱まりますが、赤ちゃんが摂取する栄養素が足りなくなってしまうほどの影響はありません。

粉ミルクの作り方にも、70度以上のお湯で作るとは明記されていますが、何度以下じゃないとダメとは書かれていません。

栄養素が破壊されることよりも、雑菌への感染を重要視している証拠です。

ミルクの温度「人肌」がわからない場合

  • 腕に少量たらして熱すぎなければOK
  • 腕の内側や頬に哺乳瓶をあてて気持ちいいと感じればOK

温度計で測らないと、どれくらいが人肌の温度なのかわかりにくいと悩んでいる人は、上記を目安にしてみてください。

人肌のミルクを作る方法は湯冷ましを使うと簡単

ミルクを作る場合は大体半々の熱湯と冷水で作るとちょうど人肌~人肌より少し熱いくらいの温度になります。

本来は、熱湯2:冷水3の割合で作ると人肌くらいの温度になるのですが、お湯や水の温度が低めだったり作っている間に冷めることもありますので、ミルクを作る場合は5:5を目安にしましょう。

70度以上のお湯だけでミルクを作って冷ますより、出来上がり量の半分くらいの熱湯で粉ミルクを溶かし、残りの量は湯冷ましを入れると早く人肌のミルクが作れます。

早くミルクを作りたいけれど湯冷ましに不安がある人へ

赤ちゃんに安全なミルクを作るためには、いくつもの約束事があります。

  • 10分以上沸騰させて、不純物を取り除いたお湯を使う
  • 不純物を取り除いたお湯は保存できないため、調乳直前に沸かす
  • 70度以上のお湯で作る

ですが、赤ちゃんは1日に何度もミルクを飲むので、ミルク作りのたびにお湯を準備するのはお母さんにとって大きな負担です、

電気ケトルや電気ポットなら早くお湯が沸きますが、水の中の不純物は取り除けないため、赤ちゃんのミルク作りに使うには不安が残ります。

赤ちゃんに安全なお湯やお水を一番早く準備できるのは、ウォーターサーバーです。

スイッチひとつでミルク作りに使える安全なお湯やお水が出てくるので、泣いている赤ちゃんを待たせることもありません。

ミネラルの多い水は赤ちゃんには負担が大きく向きませんが、カラダノートウォーターのように赤ちゃんのいる家庭向きの水が届くウォーターサーバーもあります。

時間をかけずにミルクを作りたいけれど、赤ちゃんの身体を第一優先させたいと思っているなら、ウォーターサーバーを使うと早く安全なミルクが作れます。

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まとめ

70度のお湯を作りたい場合の測り方は、沸騰したお湯2:常温の水1の割合です。

ですが、わざわざ70度まで冷まさずに熱湯でミルクを作っても、栄養的に大きな問題はありません。

むしろ、冷ましすぎてしまい、粉ミルク内の危険な細菌を死滅させられないほうが問題です。

もしミルク作りのためのお湯や水の温度に悩みがちなら、ウォーターサーバーを利用すると、温度がいつも一定なのでお湯2:冷水3の測り方で簡単に人肌のミルクが作れます。

100ccのミルクを飲ませるなら、40ccのお湯で粉ミルクを溶かし60ccの水を入れればOK。

赤ちゃんのミルクを作る度に、温度が間違っていないのか心配することがなくなり、ストレスなくミルクが作れるようになります。

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