電気ケトルを使わないほうがいいというネガティブな意見があります。
なぜ電気ケトルはやめた方がいいのか、おすすめできない理由やデメリットをまとめました。
目次
電気ケトルはやめた方がいいと言われている理由
- 体に悪い
- 味が美味しくない
- 沸かすときに多くの電気を使う
- 何度も沸かす必要がある
1.体に悪い
水道水内に含まれている、残留塩素(カルキ)や発ガン性があると言われているトリハロメタンは、一定時間沸騰させないと除去しきれません。
電気ケトルは沸騰したらすぐに電源が切れるのでトリハロメタンを除去しきれないため、身体に良くないという意見があります。
水道水内の塩素やトリハロメタンは、大人であれば健康に問題のない量ですが、内蔵が未発達の赤ちゃんには負担がかかる可能性があります。
電磁波を発生させる
電気ケトルは電磁波を発生させますので、電磁波が身体に良くないと考える人には向いていません。
けれども安全基準を無視した粗悪品でない限り、安全と言われている基準値内の電磁波です。
電気ポットや電子レンジ・IHヒーター・スマホなども電磁波を発生させるので、電気ケトルだけが身体に悪いわけではありません。
2.味が美味しくない
カルキ抜き機能がない電気ケトルで沸かした水道水はカルキ臭がしやすいため、味に敏感な人は美味しくないと感じます。
3.沸かすときに多くの電気を使う
電気ケトルは、沸かす瞬間に多くの電力を使います。
契約電力が少ない家庭では、他の電化製品と一緒に使ったときにブレーカーが落ちてしまう可能性があります。
4.何度も沸かす必要がある
電気ケトルは保温機能がないものが多いので、お湯が必要なたびに沸かす必要があります。
また、容量がそれほど多くないため、大量のお湯を必要とする場合は、何度も沸かさないといけません。
電気ケトルのメリット
- スタイリッシュ
- 目を離せる
- すぐに沸く
電気ケトルには見た目がおしゃれなので、出しっぱなしにしていても生活感が出にくいです。
また、沸騰したら自動で電源が切れるので、やかんでお湯を沸かす時とは違い目を離すことが可能。
すぐに沸くので、お湯を使いたい時にとても便利です。
電気ケトルがやめたほうがいい人と向いている人
使うのをやめた方がいい人
- 電磁波が気になる人
- 赤ちゃんのミルク用として使いたい人
- 味が気になる人
- 1日に何度もお湯を必要とする人
- 大量のお湯を必要とする人
- 契約アンペアが低い人
電磁波が気になる人や、赤ちゃんのミルク用に使いたい人には電気ケトルは向いていません。
また保温機能がないため、家族の人数が多かったり、お湯をよく使う家庭はやめた方がいいです。
電気ケトルが向いている人
- 1回に少量のお湯しか使わない人
- 1日に何度もお湯を必要としない人
- 見た目を重要視している人
電気ケトルは、電磁波にあまり神経質でない一人暮らしや少人数の家庭向きです。
とくに日中は仕事をしていて、朝や夜しかお湯を必要としない人に合っています。
また、おしゃれな外観の電気ケトルが多いので、家電の見た目にこだわっている人にも向いています。
電気ケトルより電気ポットが向いている人
1日に何度もお湯を使いたい人は、保温ができる電気ポットが向いています。
電気ケトルよりやかんが向いている人
- 丁寧な暮らしを目指している人
- 時間に余裕がある人
- まろやかな味の白湯が飲みたい人
- 電気のない生活を目指している人
- 赤ちゃんに安全なミルクを飲ませたい人
やかんでお湯をわかすのは時間がかかり、しかも保温できません。
ですが、やかんで沸かしたお湯はまろやかで美味しいので、時間に余裕があり手をかけた生活をしたい人に向いています。
やかんで時間をかけて沸かすと水道水内の不純物も取り除けるため、赤ちゃんのミルクにも安心して使えます。
電気ケトルよりウォーターサーバーが向いている人
- 赤ちゃんがいる人
- 水質や水の味にこだわりのある人
- 家事を時短したい人
赤ちゃんがいる人
ウォーターサーバーは、赤ちゃんが安心して飲めるお湯や冷たい水がスイッチひとつで出てきます。
やかんでもミルク用のお湯を作れますが、時間がかかるため1日に何度もお湯を必要とするミルク作りには不便です。
ウォーターサーバーがあるとミルクを作るたびにお湯を沸かしたり、湯冷ましを準備する必要がないため、ミルク作りがとても楽になります。
ただしミネラルウォーターは内臓が未熟な赤ちゃんの体に負担をかけやすいので、あかちゃんにウォーターサーバーを使うときにはカラダノートウォーターのように軟水のお水を選びましょう。
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水質や水の味にこだわりのある人
自分の好みにあったミネラルウォーターを選ぶことができ、ペットボトルを買う必要がなくなります。
家族が多くお湯や水をたくさん使う家庭には、フィルターで塩素やトリハロメタンを除去してくれる水道水直結タイプのウォーターサーバーもあります。
家事を時短したい人
ウォーターサーバーがあるとお湯を沸かしたり、ミネラルウォーターを買う必要がなくなるので、時間がない人に向いています。
ウォーターサーバーのデメリット
ウォーターサーバーを使うと、電気ケトル、電気ポット、やかんのデメリットを解決してくれますが、
- サーバーを置く場所が必要
- コストがかかる
といったデメリットもあります。
ですが、最近は小さいタイプのウォーターサーバーもありますし、コーヒーサーバーと一緒になったタイプ rel=”nofollow noopener”もあり、狭い家にあったいろいろなウォーターサーバーが出ています。
また、定額制のウォーターサーバーもあるので、ウォーターサーバーを使いたいけれど沢山水やお湯を使うためコストを心配している人も安心です。
まとめ
電気ケトルは下記の人には向いていないので、やめた方がいいです。
- 電磁波が気になる
- 味にこだわりを持っている
- 赤ちゃんのミルク用を探している
- 1日に何度もお湯を必要とする
- 電力に不安がある
代わりとなるのは、電気ポット・やかん・ウォーターサーバーです。
- 電磁波が気になっている人や、電力に不安がある → やかん
- 味にこだわりを持っている → やかん・ウォーターサーバー
- 赤ちゃんのミルク用を探している → ウォーターサーバー
- 1日に何度もお湯が必要 → 電気ポット・ウォーターサーバー
ウォーターサーバーはメリットが多いけれど、置く場所やコストなどが心配なら、資料を請求しじっくり検討することもできます。
自分が何にこだわっているのか、何を必要としているのかをよく考え、自分の生活スタイルに合ったものを選びましょう。
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